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理想の家と理想の暮らしと

更新日:3月18日

こんにちは。スタッフの米谷です。

先日の春休み中の出来事です。

この春小学校3年生の長男が、「今日から自分の部屋で1人で寝る!!」と言い出したので、急遽ずっと両親と弟と一緒に寝ていた寝室から長男のベッドを運び出し、その夜から本当に自室で1人で寝るようになってしまいました。

現在の家に住んで約4年。引越し当初、子供部屋には何もなく、ガランとした部屋に使わないオモチャが放り込まれていた殺風景だった部屋には、勉強机がおかれ、教科書を収納するカラーボックスがおかれ、ポケモンやフォートナイトのフィギュアが陳列され、ついにベッドが置かれて、すっかり「長男の城」となりました。

引越し当初から子供部屋には、カーテンもカーテンレールもつけずにいたので、いよいよカーテンもつけてあげないとということで、本人と相談してつけたのは薄いブルーのロールスクリーンです。 長男本人が選んだ色ですが、綺麗な空色のブルーが子供部屋ぽく、アクセントクロスのようにもなっていて、とっても素敵です。

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引越てきてわずか4年ですが、何の変哲もない、取柄もないような小さな家に こうして少しずつ家族の色が加わり 、愛着がわき、自分たちの家になっていくんだなあと感じています。

正直、この家を購入するときは予算を考えて、広さや設備などたくさんのことを諦め、主人ともたくさん喧嘩をしました(笑)周りの素敵な新築や注文住宅を見ては羨ましいと思う気持ちもありました。

最近は、SNSの普及もあってモデルルームのような素晴らしすぎるお家がたくさん見られるせいで、あれもこれもという気持ちは出てきてしまうもの。

でも今となっては、無理をせずに身の丈に合った暮らしのできる家を選んでよかったなと思います。 多少、無理をすれば、理想に近い家を購入することはできたのでしょうが、これからかかる教育費のことや昨今の物価上昇や円安等々、不安定すぎる世情を考えると、あの時無理をしなくて本当によかったと感じます。

住宅には購入するときだけでなく、長く大切に維持していくための修繕費や設備の修理、入れ替え等住んでいる限りは定期的に大きなお金がかかります。

どんなに最新の素晴らしい設備も、素敵な間取りも、時がたてば劣化もし、次々に出る最新の設備や流行りの間取りから見ればいつかは見劣りするものです。

一生に一度の買い物と、他のことを我慢してでも家にお金をかけるという考え方ももちろん素晴らしいですし、無理をしなくともそれだけのことができる収入や資金があれば問題ないですが・・・

無理をして高額のローンを組んで、そのモチベーションが本当に30年、40年続くのでしょうか・・・ 職業柄、ローンが苦しいから家を手放したい、事業がうまくいかなくなって、住宅ローンが払えない等のご相談も度々お受けします。 そういった10年先、20年先、30年先のこともよく考えて、住宅選びをしてほしいと思います。

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どんな家でも、そこで暮らす家族が幸せであることが一番です。

自分たち家族にとって本当の理想の暮らしとはどんな暮らしなのか。

中古住宅やローコストでも素敵な暮らしは楽しめます。無理をせずに自分たちにあったそれぞれの理想の家を暮らしながら育てていけるといいですね。

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